1996-03-27 第136回国会 衆議院 石炭対策特別委員会 第3号
○塚原国務大臣 私は、常磐炭鉱地域で今のお話をずっと実践をいたしてまいりました。非常にうまくいった地域だというふうに思っておりますが、現実に、そのときは結構高度経済成長の時期でございまして、それぞれの炭鉱あるいは炭鉱に関連する方々も非常に活動しやすいような状況の中にございました。そういった中では、現在は全体的に時代的には厳しい時代ではないのかなというような気がいたします。
○塚原国務大臣 私は、常磐炭鉱地域で今のお話をずっと実践をいたしてまいりました。非常にうまくいった地域だというふうに思っておりますが、現実に、そのときは結構高度経済成長の時期でございまして、それぞれの炭鉱あるいは炭鉱に関連する方々も非常に活動しやすいような状況の中にございました。そういった中では、現在は全体的に時代的には厳しい時代ではないのかなというような気がいたします。
最初に坂本先生からお話がございましたが、先生の常磐炭鉱地域はかつて我が国のエネルギーの大きな役割を果たしていただきました。今ではその石炭鉱山はなくなってしまいましたけれども、しかしその転換に当たって非常に積極的な施策で地域振興が今進められておる、これも今後の石炭政策の大きな参考になることと存じます。
私の郷里の常磐炭鉱地域みたいにインフラ整備や企業進出が成功して、活力のある、あるいは過疎にならない地域もあるわけでありますから、今後、この産炭地域振興実施計画が実効性を確保して、かつての日本の戦後復興の原動力であった産炭地に新しい未来をつくっていくように力いっぱい努力をさせていただきたいと思います。
○塚原国務大臣 ただいま北村先生の御質問を伺っておりまして、私自身も常磐炭鉱地域で選挙をやっておりまして、常磐炭鉱、高萩炭鉱、関本炭鉱等々数多くの炭鉱一つ一つの閉山を見てまいりました。
二千三百万トンのワク内ならいいけれども、ワク外では困るというふうな事情もあったんでありまして、なかなか火力発電の問題もそう簡単に軌道に乗るわけではありませんが、しかし常磐炭鉱地域は火力発電をつくらなければどうにも需要が維持できないというのが実態でございます。